木工房じゅん(Craft Jun)

木工品の製作販売 木工房じゅん(Craft Jun)からの情報発信です

新しい形のバターケース試作

11月9日 追記  完成品の画像

1)山桜と楓 ma

*楓は木目が交錯していることが多く、見る角度により木目模様が違って見えます。

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2)山桜と楓 mb

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3)山桜と楢 oa

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4)山桜と楢 ob

*虎斑模様がoaより大きめではっきりしているようです

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11月4日 追記

最終的に【A:コの字型バターケース】の方を制作することになりました。

トレイは山桜、フタは楢と楓(イタヤカエデ)の2種類で各2個合計4コの制作です。

1回目のオイルフィニッシュが終わりました。

下の写真はBOXタイプの従来のケースです。大きさが縦横高さとも1cmほど、小さくなっています。寸法以上にコンパクトです。又、山桜はBOXタイプのように時間が経つにつれ赤味を帯びてきます。(主に紫外線による変化)

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フタ2種類楢、楓の様子です。今回使用した材料は山桜、楢、楓とも国内産です。楢材の虎斑模様がきれいです。きれいと思っています。楓材の緻密な木目が好きです。

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実際にバターを入れてみた時の感じです。左側に約1cmのスペースがありますし、側板高さもバターより高いので、バターを取る時に飛び散る事も少ないと思います。

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下の写真2枚は内部の様子です。シンプルです。

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しばらく、冷蔵庫に入れてみて、フタが固くなって開けにくくならないかどうか、確認します。必要に応じて修正した後、オイルフィニッシュ仕上げを施します。

 

10月29日

「ザットバターナイフスプレッド」と言うバターナイフは銅合金の熱伝導の良さを利用したナイフで冷たいバターを『あっという間にすくい、塗ることが出来る』代物です。

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バターケースを定番商品として制作している当工房では気になるナイフです。

このナイフを御使用になっている方から、ナイフ収納しないシンプル・コンパクトなバターケースの制作依頼がありました。

A:コの字型バターケース

トレイ:胡桃、フタ:楢を使用 外径:幅82×長さ150×高さ40(内部:幅66×長さ134×高さ35) 200gバターの大きさ:幅62×長さ120×厚さ28  (単位:mm)

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  *トレイのサイドに丸棒を埋め込み、バターが横にくっつかないようにしてみました。これは余計なことでした。要らないですね。

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B:サイド追加コの字型  トレイ:山桜、フタ:タモ

Aのコの字型ケースにバターを置いてみたところ、ナイフでバターを取る時に動いた為、後側に横板を追加してみました。ちなみに、バターを入れて2日目にはバターがトレイの底に馴染んでいて、動くことなくバターを削れました。

トレイ、フタ共3枚の横板で接合できるので接合強度はupします。その必要性があるかどうかはともかくとして、木の反りや木の動きに対しては効果があると思います。

加工工数が増えることや組立がやや面倒です!

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  *上写真のこのサイドはフタのみに横板が取り付けてあり、フタを外すとトレイには横板がないのでバター底まで見えます。

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   *上写真の側はトレイとフタ両方に2cm程の横板がつきます。ちなみに合わせ面のギザギザは加工ミスによるものです。使用材の色の兼ね合いもあるのでしょうか、見た目がシンプルでない! ちょっと気になります。2樹種使いでなくトレイ、フタとも山桜で制作すると気にならないのか?

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  *バターを後側にしっかり寄せられるので、手前のスペースが2→4mmと少し広く使えます。

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総合的にコの字型が作りやすく、シンプルで2樹種の色合いも相まってデザインも好きです。トレイに使用した胡桃はやや軽いので山桜に変更し、フタは楢か色合いの統一でトレイと同じ山桜にするのが良いのかもしれません。反り対策は材料選定、接合強度は木釘使用などで実用的に問題のない程度に制作できると思います。ただ、状況によってはバターを移し替えた数日はバターを削る時に動きやすいかもしれませんね!

Bのサイド追加コの字型はやはりトレイとフタに取り付けた横板接合部分が気になります。トレイとフタを同じ樹種で制作することで接合部分を目立たなくするしかないか?構造的にはやはりAタイプの方がシンプルです。