木工房じゅん(Craft Jun)

木工品の製作販売 木工房じゅん(Craft Jun)からの情報発信です

木工の始まり(1)

平成の始め頃より、木工を始めました。

初期は工具・道具もわずかでした。

下記写真のcoffee cupが初めての作品となります。

コーヒーが大好きで、木製のカップが欲しくなったのです。

東急ハンズで四角な木を入手しました。樹種は桂だったと記憶しております。

会社のほとんど使われていない卓上で使用できる小さな機械加工用の旋盤を使用しました。木工用バイトがあるわけでないので、いくつか金属用バイトを試しながら、卓上ボール板で穴明けした木材を何とか加工することが出来た。

当然ながら、切削面は凸凹・ざらざらなのでひたすらサンドペーパーで研磨して仕上げました。はっきり覚えているわけでありませんが、恐らく1個目は50時間位かかったと思います。

バイトを変えながら、最終的には30時間位(たぶん)で出来る様になりました。円柱状のcoffee cupを樹種変えて合計6個位作りました。一つのものを作ると、工法やデザインの改善・改良をしたくなり、のめり込んでいくつも作ってしまうのは今も変わらないです。

未塗装の作り終えたカップにコーヒーを注いだところ、底からコーヒーが漏れてきました。このカップは木口(木の繊維を直角に切断した面)が上・下にきます。

導管から漏れたのだと思います。

オイルフィニッシュに使用する植物性オイルの知識も皆無だったので、カシュー(合成漆)を塗布することにしました。

カシューが乾燥し、臭いも無くなったので熱いコーヒーを注ぎました。すると、カシューの臭い・味がするのです。一度に厚塗りしたため、表面のみが乾燥し、内側のカシューが乾燥していなったのかもしれません。

そこで、何度となくお湯を注いで、低減するのを待ちました。

かなり低減したので、味・臭いを我慢しつつ、coffee cupとして使用しました。完全に味・臭いが無くなったのは随分後のことでした。

陶器製と違い、入れ立てでも容器が熱くなることもありませんし、保温性が良いです。今でも愛用しています。

そのcoffee cupも底のカシューが薄くなり少しにじんでくるものや取っ手が外れるものも出てきました。

2枚目の写真は外側を8角形にしたタイプです。

 

今度は木工旋盤で作ってみたいです。仕上げは拭き漆で。

 

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